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「 シロアリ返し付き断熱気密パッキンとは?:万が一の時の3重対策として 」

高気密高断熱住宅に最適

シロアリ返し付き断熱気密基礎パッキンとは基礎と土台木材の間に施行する

気密パッキン・断熱ブロック・シロアリ返しが一体となった画期的な材料です。

・気密パッキン

気密パッキンは木土台とコンクリート基礎の間に施工し木土台の劣化を防ぎ

建物外部から建物内部への外気の侵入を遮断する効果があります。

建物の気密施行にかなり高い効果があります。

・断熱材

基礎内断熱施工の場合コンクリートの天端が1センチほど露出します。

この露出部分が結露してカビが発生する場合があります。

この部分を断熱材が覆うことでコンクリート天端の露出を防ぎます。

・シロアリ返し

万が一床下にシロアリが侵入した場合に断熱材と基礎の立ち上がりの内側に侵入します。

この侵入経路をシロアリ返しが遮断し1階部分への侵入を防ぎます。

シロアリ返しが無いと・・・

高気密高断熱住宅には基礎断熱が最適な工法ですが

断熱材を屋内側か屋外側かどちらにつけるか2種類あります。

断熱性能を考えると外側に施工した方が性能は高まります。

この際に注意しないといけないのはシロアリが基礎の立ち上がりと

断熱材の隙間を使って登ってくることです。

内外どちら側に断熱材を施工するかは地域によって

向き不向きが規定されています。

北陸地域は比較的シロアリ被害が多い地域に該当している為

基礎の外側に断熱材を施工することは推奨されていません。

このためほとんどの基礎断熱が内側に施行されています。

この隙間を使ってシロアリが登ることを防ぐために開発されたのが

シロアリ返し付き断熱気密パッキンです。

シロアリ被害に瑕疵担保保険は適用されない

基礎断熱の住宅は、基礎断熱材にシロアリが蟻道(ぎどう)と呼ばれるトンネルを作り

土台や柱などの木材に到達しようとするケースが多く、特に注意が必要です。

ちなみに、建築後10年以内にシロアリ被害に遭っても住宅瑕疵(かし)保険は適用されません。

なぜなら、瑕疵(かし)保険は建物の耐震性や耐久性にかかわる重大な欠陥に対して適用されるからです。

つまり、シロアリ被害への対策は消費者の「自己責任」ということになります。

シロアリ保険はありませんよね?

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