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「 電気代が最大46.4%上昇地域も(補助金終了・再エネ賦課金負担増へ) 」

なぜ上昇するのか?

4月から、再生可能エネルギーの普及のため電気料金に上乗せされている『再エネ賦課金』が1kw/h当たり3.49円に引き上げられ、2023年度に比べて標準世帯で月額836円程度の負担増となりました。

これまでは1kw/h当たり7円、標準世帯の補助金額で月額約1500円~1900円として政府が物価高騰対策として続けてきた補助金が5月使用分をもって終了します。

このことから全国的に大幅な負担増となるようです。

全国的にどうなのか?

最も上昇率の高い地域は関西・九州が40%代の上昇率となり、私たち北陸電力管轄では17.5%の上昇率となります。

少し前の電気代値上げでは北陸電力は平均改定率39.70%となりましたが、そのタイミングは2023年6月1日でした。

ネットの報道では「定額減税が吹っ飛ぶ」などと書かれています。

電気代は今後も上昇が続く

上記の表では電気代の差を住宅性能の差として記載しています。

この表では年間2%の電気代上昇率を反映していますが、それには収まらない状況です。

この表では「長期優良住宅」と「LOGIC HOME」の断熱性能から導いた電気代の差額、そして年2%上昇した場合の差を掲載しています。

もはやこの表の上昇率は超えてしまうようです。

ますます差が開いてしまう計算になります。

1年前の電気代覚えていますか?

春・秋などのエアコンをあまり使わない時期では月の電気代が8000円代だった気がします。

しかし直近の電気代は10,000円を切ることはほぼ無いと思います。

直近の冬の電気代では20,000円を超えるとほとんどの方が言われています。

多くの家庭では20,000円後半に達しているご家庭も多かったのでは無いでしょうか?

電気代が最もかかるのはエアコンを使用している時

昔は今ほど外気温が高くなかった気がします。

子供の頃は扇風機を回して半袖で気持ちよく過ごせていたのを覚えています。

しかし最近では冷暖房を使用していない時期が1年間でほとんどないような気がします。

地球温暖化は間違いなく起こっているように感じます。

エアコンの消費電力が最も高いのは冬の時期です。

それは外気温と室内設定温度の差が夏に比べて大きいためです。

しかし温暖化になるとその差がどんどん縮まってきます。

夏の電気代がさらに高くなると年間の電気代はさらに増額になります。

どうすれば電気代は削減できるのか

電気代を削減するには電気の使用量を削減することです。

どうすれば大きく減らせるのかは下記の2点かと思います。

・建物の断熱性能を高めて冷暖房の負荷を下げる

・太陽光発電システムを採用し使用量を下げる

断熱性能を高めると保温状態が長く続くため冷暖房の負荷が下がります。

また、太陽光発電を採用することで日中の使用電力を太陽光にて発電します。

日中在宅している事が多いご家庭や、2世帯住宅などは大きく電気使用量が削減できます。

また余った電気は売電ができるため資産としての効果が働きます。

家計負担を下げて豊かな暮らしを送るためには大切な検討項目です。

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