「 W断熱外壁施工 はあたりまえ?:当社の標準仕様です」
W断熱外壁施工とは?
W断熱施工とは従来の断熱施工方法に付加断熱を合わせた最新の工法です。
① 充填断熱・・・屋内部の柱と柱の間に断熱材をはめ込む方法です。
従来の方法ではグラスウール・ロックウールを入れるのが一般的ですが
最近の高気密高断熱工法に相性が良いため吹付硬質ウレタンフォーム
が全国で多く採用されています。
② 付加断熱・・・柱より外側の構造耐力壁に施行される断熱方法です。
防火認定を取得するために下地には防火認定を取得した
指定面材が必要となります。
断熱材の種類は主に硬質系のボード状断熱材が施行されます。
断熱性能を調べるには?
断熱性能は旧来、Q値という数値が指標として使用されていました。
この数値は建物の面積が大きければ断熱仕様が変わらずに
数値が良くなってしまう欠点があったため
現在ではどの住宅会社も指標としては使用していません。
対してUa値は外壁面の仕様によって性能値が出るため
正確な断熱性能が評価できるようになりました。
断熱等級を評価する場合に等級ごとにUa値が段階的に表示されています。
仕様が同じならどんな間取りでも断熱性能は同じ?
Ua値で建物の断熱性能を評価しますが
このUa値は間取りによって大きく異なります。
その理由が窓の大きさや種類、数によって大きく変化するからです。
そのためLOGIC HOMEではプランごとにUa値を計算してご案内します。
なぜこのようにするかというと
仕方ないことかもしれませんが
ハウスメーカーによって商品ごとに
断熱等級6・断熱等級7標準と表現されていますが
実はその性能を満たしていないことが多いためです。
ご希望であれば他社の仕様がわかる資料があれば
お客様にご提案したプランに、他社さんの仕様を当てはめて
Ua値でご提案できます。
そうしますと満たせるかどうかがはっきりとわかります。
このようなイメージ売りを防ぎ消費者を保護するために
国が性能を証明する数値として認定しているのがUa値なのです。
ですからプランごとのUa値計算が必要なのです。
LOGIC HOMEの標準仕様の場合、江守中モデルハウスのような
窓が最大量設置の場合でもUa値0.30を達成しています。
窓の量によりUa値0.30を切る高性能住宅です。
W断熱外壁施工 はあたりまえ?
最近では断熱性能に注目されている家づくりが進んできています。
特に断熱等級6より性能が低い建物は減ってきています。
なぜこのような流れが日本全体に起きているか。
それは、国土交通省と厚生労働省の調査によって
建物の断熱性能が社会保険料に影響していることがわかってきたためです。
現在の高齢者比率は日本の総人口の約30%と言われています。
2040年には35%、2050年には40%になります。
現在の労働人口を見ると約20年後には労働人口の
約2人で1人の高齢者の社会保険料を負担する可能性があります。
このため今後建築される建物の断熱性能を高めると
基礎疾患の改善や、病気になる確率が減少するという
研究データが実証されました。
社会保険料の減少に期待できるための政策といえます。
このため断熱性能の高い建物に減税措置などの優遇措置をしています。