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「 江守中モデルハウス気密測定結果 :結果が出ました」

気密測定風景

気密測定画面

 ↓

今回の気密測定結果は十分な性能を証明することができました。

今回の建物の使用はLOGIC HOMEの標準仕様で施工されています。

気密測定の結果C値0.13という数値を取得できました。

家全体の隙間面積で言うと18㎠となり

3㎝✖️6㎝の大きさとなります。

家全体と考えるとものすごく小さな隙間となります。

チロルチョコを6個並べた面積です。

測定員の方の話では気密基礎パッキンを正しく使用する事で

このような気密性能が期待できるとのことでした。

機械の性能上C値0.1以下は測定不可とのことで

測定可能限界ギリギリでした。

稀に基礎のコンクリート天端に基礎パッキンをかまさずに土台(建物の最下部の木材)

を直接敷設することがあり基礎と木材の間をコーキング(ボンドのようなもの)

を塗って完了することがありその場合は気密数値が出ないと言われていました。

また年数が経つとコーキングが硬化し気密はなくなるそうです。

気密をとるには初期設計での仕様設定がとても重要で

ごまかした気密測定をすると後々に建物に損傷が発生します。

気密とは分かりやすく説明しますと

・高級羽毛布団でも首周りが空いていれば寒い

・一般的な布団でも首周りが塞がれていれば暖かい

といったようにどれだけ断熱されていても

暖かい空気が漏れてしまうと意味がないということです。

気密性能の高い家のメリットとは?

・花粉や黄砂、騒音なども侵入しにくい

高気密の住宅では花粉や黄砂、PM2.5などの有害物質の侵入防ぐことができます。

これらは粒子が細かいため、ドアや窓を閉めきっているだけでは防ぎきれず、一定以上の気密性の高さが必要となります。

・高機能換気扇が有効に働く

それだけ気密が高い家を設計しても、第3種のような自然吸気ではそこから花粉や黄砂が侵入し

むしろよりそれらを家の中に導いてしまいます。

高機能な換気扇は高い気密によってより効果的に機能します。

・結露を防ぐ効果がある

結露は室内の温度差で発生するため、高気密で断熱性が高まれば結露の発生を防ぐことができます。

湿気がたまるとカビが生えて家が傷んだり、カビを餌にするダニが増えてぜんそくやアレルギー症状が発生したりすることも。

また、気密性が低いことで結露が発生するのは冬だけとは限らず、涼しい室内・暑い室外の夏にも、室内はもちろん建物内部、外壁内部にも結露が発生する可能性があります。

普段目にすることができない壁の中に潜む内部結露は、窓につく水滴を拭き取るような対応ができないため、気密性を高めて発生させない対策が重要です。

ちなみにLOGIC HOMEでは各建物ごとに気密測定を行い

下記のような証明書をお渡しすることで責任を持った確かな気密工事を行います。

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