住宅性能 - 耐震/制振taishin
いつどこで起きてもおかしくない大地震に対し、妥協のない耐震・制振構造を標準としています。耐震、制振どちらがかけていても地震に強い家にはなりません。
阪神地域で起きた「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」では深夜早朝(午前5時46分)、能登半島で起きた「令和6年能登半島地震」ではお正月の一家団欒の最中1月1日(午後4時10分)に起きました。
家はどんな時でも大切な家族を守るパートナーであり、シェルターであることが求められています。
許容応力度計算による耐震等級3
最も信頼性が高い構造計算
耐震を計算する方法は3種類あり、その中で最も信頼性の高い計算方法が「許容応力度計算」です。仕様規定での設計は最低限の耐力壁があればよく、安全度レベルは建築基準法における最低限の耐震性能です。
耐震等級3を設計する場合は許容応力度計算が必須です。LOGIC HOMEでは安全性が最も高い許容応力度計算を実施し耐震等級3を実現しています。
※熊本地震の被災実物件をモデル住宅として、木造住宅倒壊解析ソフトウェア「wallstat(ウォールスタット)」によるシミュレーション
地震時に揺れを止める制振
Kダンパー標準採用
Kダンパーは、国土交通大臣認定の耐力壁として認定された、耐震の性能と制振の性能の2つを併せ持つ装置です。
耐震×制振の両方で繰り返しの地震から住まいを守ります。耐震と制振の相乗効果で震度1から震度7までをカバーします。耐震性能だけでは繰り返しの地震に耐えることができないため、新築当初の耐震性能を維持するためには制振装置が必要不可欠です。
6.6倍耐力壁
高耐震で大空間を実現
通常、耐震性能の向上には、筋交い(すじかい)などの耐力壁を用いて構造躯体の強度を高めますが、LOGIC HOMEでは、国土交通省認定面材工法を用いて壁倍率6.6倍耐力壁をプランにより配置しています。
この6.6倍耐力壁により、高い耐震性能を実現すると共に、強度を維持しながら間取りの自由度向上を実現しています。
ベタ基礎工法(許容応力度計算対応)
高強度のベタ基礎設計
許容応力度計算を行い、通常の基礎に比べより強固な基礎を施行します。従来の床下に土が見えるような布基礎ではなく、床下全体を一体としたコンクリート基礎を施行するため、シロアリ被害の軽減、床下の湿気対策、不等地盤沈下対策として効果を発揮します。
外壁下地用耐力面材
建物全体で地震力を受け止めるモノコック構造
スペースシャトルや新幹線、F1レーシングカーといった極めて強固さが求められるものに使われている構造のことで、「外皮が強度部材を兼ねる構造物」を指します。
耐火性
せっこうでできている無機質系面材のタイガーEXハイパーは、木質系面材と比べ、火に強く燃えない建材です。
- 火に強い壁にしたい
- 貰い火による火災を避けたい
- 火災時に安全に避難できる時間を確保したい
※ 建物外部からの貰い火を想定した場合、外壁の下地が燃える可能性が減少します。外壁材がサイディングの場合、目地と言われるコーキング材が消失します。この際に継ぎ手から炎が侵入し、下地の木部材が燃焼します。タイガーEXハイパーを使用することで炎の侵入を防ぐことができます。
耐震性
壁全体で力を受け止めるため地震や台風に強い建材です。
- タイガーEXハイパーは全面を固定するため、一部にかかる負担が軽減され面全体に地震力を分散します。
- 取り付けは強度が指定された特殊なくぎで行います。筋かいの場合、欠損部分が大きくなり、接合部の強度低下が懸念されます。