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福井の太陽光は「4kW~5Kwで十分」は危険思想?多雪地域で本当に必要な容量とは

2026年、住宅業界は大きな転換期を迎えています。

・電気代の高騰が止まらない
・深夜電力は過去の約3.7倍
・住宅価格は上昇基調
・雪害リスクは依然として高い

この状況で、福井県 という多雪地域において
太陽光を4kW〜5kWで十分と考えるのは本当に正解でしょうか?

答えは――
いいえ、多雪地域では不足します。

本記事では

✔ なぜパワーコンディショナーの1.5倍の搭載量が必要なのか
✔ 冬に発電量が激減する本当の理由
✔ 少容量搭載が危険な理由
✔ 2026年新春キャンペーンの活かし方

を、家づくり のプロ視点で徹底解説します。


なぜ「4kW~5Kwで十分」は福井県では通用しないのか

その理論は“雪が降らない地域”の話

4kW〜5kWで十分という理論は、

・晴天日数が多い
・積雪がほとんどない
・日射量が安定している

という地域前提の話です。

関東・関西南部・東海地方・九州などでは成立します。

しかし、福井県 の冬は違います。


福井県の冬に起こる3つの発電ロス

① 積雪による完全停止

屋根に雪が積もると発電はゼロになります。
滑り落ちるまで発電しません。

② 曇天率の高さ

冬は晴天日が少なく、
日射量自体が低い。

③ 日照時間が短い

冬至前後は発電可能時間が短縮。

つまり

容量が少ないと冬は壊滅的に発電しない

のです。


結論:パワーコンディショナーの1.5倍搭載が必須

なぜ1.5倍が基準なのか

パワコンの最適容量は、地域の日射量によっても変わってきます。日本全国の日射量データを見ると、地域によって最大20%程度の差があることがわかります。

例えば、年間日射量の多い名古屋では、1kWあたり年間1,400kWh程度の発電が期待できるのに対し、日射量の少ない北陸地方では1,200kWh程度となります。この差は、太陽光搭載容量の選定に大きく影響します。

パワーコンディショナーが
例えば5.5kWの場合、

通常地域なら太陽光パネル5.5kW前後搭載でOK。

しかし多雪地域では

パワーコンディショナー容量 × 1.5倍

が必要です。

5.5kWパワーコンディショナー → 8.25kW以上搭載


過積載の本当の意味

「過積載」と聞くと無駄に感じるかもしれません。

しかしこれは

✔ 冬の発電ロスを補う
✔ 曇天時の出力不足を補う
✔ 経年劣化を見越す

という合理的設計です。


【参考事例】4kW搭載と8kW搭載の差

ケース① 4kW搭載住宅

・冬の発電量ほぼゼロに近い月が発生
・売電はほぼ無し
・電気代は高止まり
・エアコンを我慢する生活へ逆戻り

「思ったより得しない」

という声が多く聞かれます。


ケース② 8kW搭載住宅

・冬でも一定発電を確保
・春夏秋は余剰売電で副収入発生(住宅ローンの支払いを軽減できる効果)
・電気代を気にしない生活
・夏冬の冷暖房も我慢不要でエアコンは常時稼働OK

結果、

生涯コストで大きな差が発生

します。


電気代は今後どうなるのか

知っていますか?深夜電力は10年前と現在では7円→26円へ

北陸地方では圧倒的にオール電化住宅が主流。

かつて7円台だった深夜電力。

現在は26円。

約3.7倍です。

共働きの多い北陸のオール電化住宅の使い方では

エコキュート
食洗機
洗濯乾燥機

が夜間稼働。

月700kWh深夜・夜間利用の場合

旧:4,200円
現:18,200円

差額約12,000円。

知っていましたか?

もし断熱性能が断熱等級6以下の住宅ならどうなるでしょうか?


年2%上昇が続く未来

電気代は今後も年2%上昇予測。

30年後、
現在の約1.8倍になる可能性。

つまり

太陽光はもはや必須インフラ

です。


2026年新春キャンペーンの本質

① 太陽光乗せ放題

屋根に載る最大容量を無料。

つまり

✔ 1.5倍搭載が実現可能
✔ 初期費用増加ゼロ
✔ 将来の蓄電池導入準備が可能


なぜ今、蓄電池を無理に勧めないのか

現在の蓄電池は

・寿命約10年
・価格が高い
・元が取れないケースがほとんど(地球にやさしい家にしたい場合は別)

しかし将来は

✔ 価格低下
✔ 性能向上

が確実視されています。

今は

太陽光最大搭載が最適解

です。


② 地盤改良無料

福井県 では

山間部以外、ほぼ改良判定。

相場130〜150万円。

契約後判明するため
拒否不可。

しかし今回

無料

これは心理的安心が圧倒的。


多雪地域の家づくりで最重要なこと

発電量は“年間平均”で見るな

重要なのは

冬にどう耐えるか

年間平均発電量は参考値。

冬に足りなければ意味がない。

冷房より暖房の方が圧倒的に負荷が高い為、冬の電気代は恐ろしいほど家計を圧迫します。


断熱等級7との相性

高断熱住宅は

✔ 消費電力削減
✔ 冷暖房効率向上
✔ 余剰発電増加

太陽光との相性抜群。

ZEH 健康住宅 に直結します。

断熱性能が低く、室内の温度環境が悪い場合は基礎疾患などが悪化する研究結果も出ています。


【仮想施工事例】太陽光乗せ放題を活用した家

30代共働き世帯

・8.8kW搭載
・冬でも最低限発電し電気代削減
・売電で収支プラス月も可能

「電気代を気にしなくなったから暖房を気にせず使える」

と実感。


価格も性能も妥協しない家づくり

安く見せる会社の注意点

✔ シロアリ対策をしていないのに保証がある(一体なんの保証が効いているの?)

✔ 外壁はサイディング張り(メンテナンスコストが高く、耐久性も低い)

✔ 使用されている部材の特徴まで説明しない(住宅は多くの部材の集合体であり部材の性能が重要です)

✔ 太陽光はオプション扱い(太陽光を批判して総額が高くならないよう誘導)

✔ 断熱等級は6以下で十分と言う(ではなぜ国は断熱等級7を設定したのでしょうか?)

✔ 太陽光発電は4kW~5Kwで十分と言う(そもそも太陽光の知識がない)

誰のための視点で家づくりを提案しているのでしょうか・・・。

これでは施主は将来大変苦しみます。


本当に見るべき比較ポイント

✔ 生涯コストがどのくらいかかる住宅か(耐久性の低い材料が使われていないか)

✔ 太陽光発電システムが搭載可能か(1Kwの価格は?蓄電池を進めてくる場合は要注意!)

✔ 断熱性能(断熱等級やUa値(断熱性能の数値))

✔ 耐震性能(効果的な制震システムは搭載されているか)

✔シロアリ対策(そもそも施工されていないことが多い)

住宅計画を失敗しないための本質です。


まとめ

騙された家づくりをしないために

住宅計画の主役はお客様です。

住宅会社は家を販売して利益を稼ぐ集団です。

お客様目線での失敗しない家づくりを行っているかは、建物に使われている部材の質や性能を見ればわかります。

高い部材を使って高くなってしまっては本末転倒ですが、そうでない会社も存在します。

住宅会社に騙されることなく、本当の失敗しない家づくりをするために、しっかりとどのような家づくりを行っているのかを確認してください。

「 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 」

素晴らしい家づくりにしてくださいね。

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