土地探しに潜む、3大失敗事例とは?:土地探しで失敗しないために③
こんにちは、住宅計画を考えている皆さん。今回は「土地探しに潜む、3大失敗事例とは?」についてお伝えします。土地探しは住宅計画の基本的な部分であり、なかなか難しいポイントです。土地探しが成功するためのポイントを紹介します。今回のブログは(失敗例:まさかの追加費用)編を記載します。
まさかの追加費用!!
土地代+建築費だけですまない、新築費用。
土地と建物費用だけでは家は建てられないという内容を前回の記事で記載しました。どういうことかというとその秘密は諸経費という形で現れてきます。その中身とは主にライフラインや土地にかかる造成費用です。
ライフラインとは?
ライフラインとは聞きなれない言葉ですが主に次のことです。
- 上水道引き込みがあるか?
- 下水道引き込みがあるか?
- 上水道引き込みはあるけど水道メーターはあるか?
- 下水道引き込みはあるけど汚水枡があるか?
- 下水道が来ていない場合の汚水処理はどうするのか?
- 都市ガスがきているけどどうするのか?
- ガスが使いたいけどプロパンガスとは?
- 電柱が無く電気はどうするのか?
- 敷地に側溝がないけど排水はどうするのか?
などなどライフラインとは家を建ててからの生活を維持するための設備のことを指します。土地を探す場合土地によっては上記の問題がほとんどの場合で発生します。これは実家の敷地内の余った場所に建てたい場合でも必要な問題です。この部分をしっかり確認しておかないと多額の費用が発生します。候補地が見つかった場合は間取り作成や総予算表の作成時にしっかりと予算立てを行うことが必要です。特に上下水道の両方がない場合は引き込みで100万円〜120万円ほどの費用が必要となります。
造成費用とは?
お値打ちな土地が見つかってよかったと一安心していると造成費用で思わぬ高額な費用が発生したりします。造成費とは敷地を建築地として利用する場合に成型しないと家が建てられない場合にかかる費用です。主に道路から敷地に入る際に高低差がある場合や、隣地などとの境界線付近に大きな高低差がある場合があります。これは建築基準法によってさらに大きな問題が起こる場合があります。高低差がある場合は希望の建物配置ができないなど特に配置計画に大きな影響を及ぼします。
地盤改良とは?
私たちが住む福井県は多くの地域で地盤改良が発生します。地盤改良とは建物の下の地面に強度を持たせることをイメージしてください。地盤が弱いまま家を建てると豆腐の上に何トンもの荷重がかかることになります。現在は建物の瑕疵担保保険をかけるためにも必要なものとなります。必要かどうかを判断するために地盤調査というものがあるのです。
地盤改良費は諸経費から抜いてはいけない
しかし、地盤改良費用は高額であることから発生の可能性が低いからといって資金計画から除外することは大変危険です。万が一調査の結果、必要と判断された場合は改良が必ず必要となります。地盤調査は着工前の調査であることから契約後の調査のため想定外の費用となった場合は費用の捻出ができなくなります。
まとめ
家づくりの費用とは土地+建物だけではないということが重要なポイントでした。初めての家づくりの場合はとても気づかない大切なポイントでした。契約してから後悔しないためにも全ての費用を含めた総予算で納得のいく計画を是非検討してください。最高クラスの高気密高断熱住宅を提供している福井の工務店であるロジックホームが分かりやすく丁寧にご説明させていただきます。無理な営業は行いませんので安心してご相談ください。正直に正確にがモットーのロジックホームです。